海老沢由紀

元プロスノーボーダー・政治活動家の海老沢由紀です。

東京都知事選挙 家入かずま氏ネット最後の訴え(文字起こし)

2014年東京都知事選投票日前日、ニコ生「【東京都知事選挙】家入かずま氏 ネット最後の訴え」が放送されました。

ニコ生

だいぶ経ちましたが、話の内容は面白かったと思います。
今回、海老澤由紀ゲスト出演部分の文字起こしをしました。

内容としては、
挨拶の後、冒頭のあたりから、一貫して民主主義についての話をしています。

自由委任と命令委任の違いについて。
家入さんの目指す民主主義は、命令委任に近い形。
ネットが発達したことで、政治へのアクセスが変貌してきた現在、直接民主制に近い形態のものを目指すことができるのだという話です。
そういう事をよく理解できていないと思われる国会議員と話をして、食い違ったことについて。
あとは、現在の選挙制度が奇妙奇天烈だという話などです。

 

当時の記事、動画はこちらです。

 

(以下、放送内容)

家入:というわけで続いてのゲスト、お待たせしました。女性美人、今肩書的には。

海老澤:今政治活動家。

家入:政治活動家。美人政治活動家。ん? 違う? ハードル上がっちゃう?

海老澤:ハードル上がりますよ〜。

家入:海老澤。

海老澤:海老澤由紀です。

家入:由紀さんです。よろしくお願いします。

海老澤:お願いします。

家入:いや、もうなんか女性出せ、女性出せって、堀江(貴文)さんも見てるらしく。

海老澤:そうだ。堀江さん、すいません。いつもありがとうございます。

家入:そう。堀江さん来たらいいのにな。

海老澤:そうですよね。

家入:ねえ。

海老澤:いや、でも家入さん、今日も渋谷。

家入:コメントめっちゃ来てんだけど。はい。

海老澤:今日渋谷、すっごい、最高でしたね。

家入:本当ですか。

海老澤:いや、正直演説がそんなうまくないじゃないですか。

家入:そうなんです。僕うまくないんですよ。

海老澤:でも逆にすごく心がこもっていて、1つ1つの言葉がすごく響いてきて、新しい政治家の形なんじゃないかなと思って。

家入:本当ですか。

海老澤:はい。

家入:ありがとうございます。今回、海老澤さんが、今はどういった活動をされてるんですか。

海老澤:今は次の国政目指していろいろ活動しているんですけども、実は過去2回選挙に出てまして、衆院選と都議選と2連敗中なんですけどね。また。

家入:また次。

海老澤:そうですね。ただ、ちょっと、うん。それで、実は3日前にある国会議員のところに、今回の家入さんの選挙の、ネット選挙のやり方と、これからは一方通行の政治じゃなくって、家入さんみたいな双方向の政治やっていこうよっていう提案いったんですけど、もうむちゃくちゃ言われましたね。

家入:へえ。めちゃくちゃ。

海老澤:いや、まず家入さんの政策はなんなんだっていうところから始まりまして。

家入:政策ないみたいっていう感じだった?

海老澤:要は皆さんたぶん政治家って、まず政策が何か、僕はこういう政策があるっていうのを持って出るんですけど、でもそういう、家入さんがもともと自分の政策を持ってないというところで、もうそれはもう政治家としてあり得ないよね、みたいなところから始まるんですよ。そういう非難とかはあったと思うんですけど。

家入:はい。超ありましたね。

海老澤:ですよね。

家入:はい。

海老澤:だけど、私、本来政治ってみんなの声を、潜在ニーズ、どういうところにみんな困っているのかっていうのを、徹底的にリサーチして、そこにお金をかけて政策を作っていくっていうのが本来の姿だと思うので、私は皆さんに分かってもらいたいのは、今回の家入さんの選挙ってだから、実はものすごく王道と言うか、本来の姿なんじゃないかなと思ってるんですよね。
 だって皆さん政治家の方ってあれやります、これやりますって一方通行でしょ。まったく話を、有権者の話を聞こうともしないので、うん。

家入:ですよね。だからすごい僕は理にかなったことをやってるつもりではあるんですけど、理解されないんですかね。

海老澤:でも例えば、よく、選挙やったらものすごいお金かかるって言うじゃないですか。アメリカの選挙なんかでも300億ぐらいかかってるんですよ。でもその8割って何に使うかって言うと、選挙の前に徹底的にリサーチするんですよね。日本のリサーチって誰に投票しますかっていうことがリサーチって言うじゃないですか。でもアメリカとかって、皆さん今どういう政策とか、どういうことに困ってますかっていうところに、ほとんど8割の選挙のお金を使って。

家入:ああ、ちゃんと聞くんだ。へえ。

海老澤:で、まだ上に上がってきてない潜在ニーズっていうのをつかんで、それを政治家が政策に落としていくっていう。だから。

家入:ちゃんとそういうことやるんですね。

海老澤:そう。逆に私は今の、今回の家入さんのやり方って、うん。ほかの政治家が批判しますけど、本当は家入さんのやり方が合ってるんじゃないかなって思うんですよね。

家入:いや、だって、まあ確かに先にその政策がないっていうのを開き直ったかのように言っちゃったので、批判はすごくされましたけど、みんなの声を政策に落とすって一番正しいし、僕は合理的だと思うんですよ。だって齟齬がないじゃないですか。みんなの意見をちゃんと聞いて、で、一応僕らの、居場所をつくるとか、そういった基本政策はあるのね。基本、政策というか、そういった命題はあるので、そこに照らし合わせて。

海老澤:家入さんの方向性っていうのはありますもんね。

家入:そうです、そうです。はい。だからそこに照らし合わせてどんどん採用していくっていう。そういった形で政策を作っていくことができれば、それって一番齟齬がないというか、合理的だと思うんですよね。

海老澤:うん。そうですね。だから、そう、今も「選挙期間短いからな」ってあります。

家入:まあ、まあそうなんですよね。

海老澤:そうなんですよ。だから結局選挙期間ってもう、ないと同じですよね。だって選挙始まっちゃったら、もう何もできないですし短いので本当にもっと選挙が始まる前から、一番良かったのは家入さんがもう少し早く出ることを決められて、政策を集めるのを選挙が始まる前にできたら一番良かったんでしょうけどね。

家入:そうですよね。そうですね。ただそれも一応確認したんですよ。選管のほうに。たら、政策をみんなから集めるっていう行為に対して事前運動。あとクラウドファンディングも同じです。クラウドファンディングも本当は出馬する前からやりたかったんですけど、結局じゃあクラウドファンディングでお金を入れる人っていうのは、僕に対して投票する層になるから事前活動に当たるかもしれない、みたいなこと言われて、結局全てが告示日以降でしかできなかったんですよね。
 グレーだって言われたので最終的な判断は委ねちゃうというやり方もあったとは思うんですけど、安全性を保つためにそういう形を取りました。

海老澤:確かに今回家入さんも選挙出られて、日本の公職選挙法本当にもう、「え?」って思うものいっぱいありませんでした?

家入:いやいや、超ありますし、僕うっかりすると本当破っちゃいそうだから。

海老澤:そうですよね。

家入:うん。だから今回本当にすごい優秀なブレーンの方々が入ってもらって、取りあえず僕が逮捕されないように。

海老澤:私今回、やっぱりすごいなと思ったのが、家入さん、渋谷はイベントだったのであれはもう、ちょっと関係ないとして、選挙カーがまずスピーカーが付いてない。

家入:うちの選挙カー、スピーカー付けなかった。あえて外しました。

海老澤:そうですよね。ちょっと、おそらくそれも初めてだと思うんですよ。それぞれの、今まで私もそうですけど、もう自分で、こんなことやって効果あるのかなとか、正直うるさいじゃないですか。だから自分でも嫌だなと思いながら、でもほかもやってるからやらないと。で、知名度もないので少しでもと思って、やりたくないのに今までやってるからって惰性でやってた部分ってあるんですよ。それも今回私、家入さんの陣営を見ていて、いや、もう僕たちは新しい選挙をするんだってきっぱり決めてされてたのがすごく勉強になりましたね。本当に今回。

家入:ああ、本当ですか。

海老澤:うん。だって不安になるじゃないですか。だって。

家入:みんながやってることをやらないっていうことは。そうですね。確かに。ただ。

海老澤:あと、たすきもそうですよね。

家入:うん、うん、うん、うん、うん、うん。

海老澤:最後までたすき。

家入:僕1回もたすきはしなかったですね。

海老澤:うん。ですよね。

家入:だってかっこ悪いですもん。たすきかっこ悪くないすか。

海老澤:いや、確かにあれあっこ悪いですよ。でも、まだ名前だったら、「家入かずま」だったらいいけど、私告示までは「本人」って書いてあるたすきで。本人たすきで結構駆け回ってたので。

家入:それはなんかあるんですか。その。

海老澤:あ、それも違反になるんですよ。公示前にあんまり名前を出しちゃうと。

家入:ああ、そっか、そっか、そっか、そっか、そっか。

海老澤:選挙違反になっちゃうので、本人たすきでずっとこうひたすら駅前とかで。「皆さんこんにちは」とかってやってたんですけど。

家入:じゃあ、だったら僕だったら「本人」って僕は着けて、ほかのボランティアのスタッフはみんな「他人」っていうのを着けてやるとかだったら僕すごいやりたいですね。面白いじゃないですか。他人って、みたいな。

海老澤:でもよく政治家のご夫婦とかで、奥さまが「本人の妻」とか、「本人の子供」。

家入:え、そういうのもあるんですか。

海老澤:ありますよ。皆さん。

家入:「本人の子供」?

海老澤:そう、「本人の子供」、「本人の妻」っていうたすきも結構ありますよ。

家入:めちゃくちゃ面白いな。シュールですね。

海老澤:だから皆さん。

家入:「本人かも」とか。

海老澤:「かも」。それも面白いかもしれない。

家入:うん。はあ、遊べるな。でも変ですよね。それも。だから結局、だから、出馬する前だったら事前運動とかになっちゃうから、名前を出さずに党の名前でやるってことですよね。

海老澤:うん。そうですね。

家入:僕もほら、ビラを、僕が居たら配れるビラと、僕が居ないときでも誰でも配れるビラの2種類作ったんですよ。

海老澤:そうですよね。

家入:で、その僕が居なくても配れるビラというのは、僕のシルエットみたいになってて。

海老澤:あ、はい。私も配りました。

家入:ああ、そうですよね。ありがとうございます。で、名前が書いてないんだけど、35歳っていうことだけ書いて、なんとなく僕って分かるようなことには。だから雰囲気だけ。でも絶対名前は入れられない。名前と顔は入れちゃあ駄目なんですよね。だから、なんかそれも変だなと思いながら。

海老澤:そう。本当に変なこといっぱいありますよね。だから結局いろんな利権でありますからね。例えば新聞に入れる折り込み広告なんかも、新聞しか入れちゃいけないとかね。ビラをね。ほかの媒体駄目とかね。いろんな本当にもう、今の政治っていつも家入さんおっしゃってますけど、もうみんなのためじゃなくて、一部の政治家とか利権団体とか、もうその辺が動かしてしまっているので。そういう意味でも今回本当に家入さんが出たことっていうのは、すごいインパクトだったなと思って。

家入:さっきから選挙の話はいいから政策の話聞かせろとかって来てるんですけど、僕、気付いたのが、これ言い過ぎかもしれないんですけど、僕らはもう選挙始まった時点からある意味新しい形の政治が始まっているような気がしていて、って言うのも、例えば今回みんなから意見をネットを使って集めて、それを政策に落とし込むっていう形とか、例えば今回選挙管理委員会からポスターの掲示板の位置を全て紙でもらうんだけど、その紙を全て僕らハッカーチームがデータにして、で、Googleマップにピンをばーっと、ポスターとか掲示板とか、あと期日前投票所とかのを一応全部Googleマップに入れたりとか、すでに貼ったところは消し込みをしていくとか、そういうシステムをいろいろ作ったんですよ。

海老澤:なんか3日で作ったって聞きました。

家入:そうそうそうそうそう。

海老澤:すごいですね。

家入:みんなボランティアの子たち。で、そういうのってオープンデータ、オープンガバメント的な動きでもあるし。あとクラウドファンディングで資金を集めるとか、これ新しい形の政治がもう始まってるなって思ったんですよね。

海老澤:本当そうですよね。

家入:だから政治、僕は今回都知事に、分かんないですけど、あした結果が出るとして、政治っていうものをネットを使っていろんなことで、いろんな形でネットを使って、みんなから意見を吸い上げたりとか、クラウドファンディングで資金を応援、例えば夕張とかって財政破綻をしたようなところでクラウドファンディングでお金を集めて夕張を再生させるとか、だから今回は東京の話ですけど、そういったことができるじゃないですか。いろいろ。だからネット使ってできることってまだいっぱいあって。

海老澤:いっぱい可能性ありますよね。

家入:うん、うん、うん。だからもう。

海老澤:選挙出るのもそうだし、ビジネスもそうだし。

家入:そうそう。だから、今回やった選挙って、実はもう政治の新しい形なんじゃないかなっていうのは、なんとなく。言い過ぎかもしれないけど。

海老澤:いや、でも本当。いや、そうですよ。だって供託金、都知事選は300万じゃないですか。でも国政だとやっぱり重複比例で600万ぐらいかかるので、なかなかやっぱ出れないんですよね。誰もが出れない。限られた人しか出れないので、そういった意味では今回の試みっていうのは、これから続く人にとってすごいいいきっかけになるんじゃないかなと思って。

家入:うん、うん。だから、そうですね。志がある若い人がクラウドファンディングでお金を集めて出馬するっていう流れができれば、もう、ばんばん、ばんばん出れるじゃないですか。若い人が。

海老澤:そうなると今の政治家さんたちが危うくなってきて、やっといろいろ変わるかもしれない。本当に。

家入:びびり始めますよね。きっとね。クラウドファンディングでお金が集まるっていうことは要するにそんだけの支援者がいるってことだから。新しい支持基盤の形みたいなものもできるかもしれないですね。

海老澤:結局ネット選挙も今までずっと言われながらなかなか解禁にならなかったじゃないですか。で、前回の参院選で初めて解禁になって、今回家入さんが本当に初めてネット選挙を活用された方だと思うんですけれども、やっぱり選挙ってゲームと同じで、ゲームのルールを変えると当選する人が変わっちゃうんですよね。例えば野球で、右投げがもうこれから駄目で、左しか駄目ってルール変えちゃったら、もうたぶん勝つチームが変わっちゃう。選挙のルールも同じで、ルール変えちゃうとやばいんですよね。今の、今の政治家たちが。だからなかなかみんな変えない。変えたくないんですよね。

家入:そうですね。だってネット選挙解禁もそういう感じで最終的に、ずっと言ってたのにころっと変わっちゃったりとかしたし。まあそうですよね。だから結局若い子たちに選挙行ってほしくないんですよね。今の人たちってきっと。

海老澤:そうなんですよ。結局、皆さん口で若い人も選挙行きましょうとか、投票キャンペーンされてますけど、本心、行かれたら困るんですよね。投票率低いほうが既存の政治が勝ちますから。組織がある人が勝ちますから。

家入:そうですよね。だからこそ僕らが行って変えていかなきゃいけないんだよな。選挙行って。従来の候補者に入れるんじゃなくて、僕に、僕に入れるべきなんですけど。

海老澤:やっと家入さんが3日ぐらい前かな。

家入:3日ぐらい前ですね。

海老澤:僕にベットしてくださいって言ったとき、ああもう「来た」って思いましたね。

家入:ああ。ずっと僕は誰に入れてもいいからってことを言ってたんで。はい。

海老澤:そうですよね。でも、やっぱり私、もう本当にびっくりしたのが、もうこんなに、今、この家入キャンプもすごいボランティアの人であふれていて、これはないですよ。ほかの例えば陣営行くと人いっぱいいるんだけど、でもそれって利害関係があったりとか、例えば次の選挙を手伝ってもらいたいから手伝ったりとか、皆さん本当にもう選挙互助会みたいになっちゃってて、もうそういう事務所がやっぱ多いんですよね。私今回この家入キャンプに初めて来て、みんながそんな関係なく集まってるのを見て。

家入:うん。そうですよ。利害ないですよ。

海老澤:いやもう、すごいなと思って。

家入:みんな居場所が欲しくて来てたり、選挙の現場を見てみたいとかっていう子もいるだろうけど。一番最初に事務所開きしたときに、350人ぐらいこのオフィスに。

海老澤:ここ入ったんですか。350人。

家入:いや、あふれてたんですけど、もう集まって。で、僕があいさつをして、説明をして、最後に1人1人と話してったんですけど、もうなんかいてもたってもいられず、もう部屋を飛び出してきちゃいました、みたいな子が結構いたんですよ。で、もう普段はうつで部屋から出られないんですけど、今日は行かなきゃいけないと思って来ましたとか。だから本当ここ自体がもう1つの居場所になってるんですよね。やっぱ居場所っていうのは承認される場所というか、社会との接点になって役割を求められる場所が居場所だと思っているので、ここに来て何かしらの役割を果たしたいっていう気持ちがすごくみんなあって。だから自主的にいろんなことを手伝ってくれるし。登録で言うと2,000人ぐらいいるんですよ。ボランティアの方。

海老澤:本当ですか。

家入:うん。

海老澤:すごいですね。あと、びっくりしたのが、皆さん自分たちで考えたアイデアをそれぞれ持ち寄って、いろんなグループが同時進行でなんかアイデア出してやってたのがすごいなと思って。

家入:だから、僕はよく言うんですけど、僕はずっと今回出馬する前から居場所、シェアハウスをやったり、居場所がないような子たちのネットワークと言うか、組織をつくったりしてたんですけど、マネジメントをしないマネジメント法というのを僕は採用していて、一切関知しないんですよ。そうすることによっていろんなプロジェクトが、多種多様なプロジェクトがぽんぽん、ぽんぽん、ぽんぽん、ぽんぽん生まれていくんですよね。でもそれは一切マネジメントをしないんですよ。僕は。だってマネジメントしちゃうと、「あれどうなったの」とか、結局従来の組織型になってしまうんですよ。マネジメントをするとね。

海老澤:確かに。

家入:うん。そうじゃなくて、もうみんなの自由な発想で、自由な行動でいろんなものが生まれてくる。それをもし、僕らもマネジメントしないから気付いたらぽしゃってるものもあるし、失敗したものもたくさんありますよ。でも失敗してもいいじゃないですか。どんどん、どんどん新しいものが出て、どんどん、どんどん失敗していけば消去法じゃないけど、「あ、これやったら失敗するんだ」とか、「もっと次うまくやるためにこうしよう」とかって、みんな頭を使って考え始めるわけですよ。マネジメントしちゃうと、もう一気に管理しちゃうから、管理しちゃうって言うか、管理下になっちゃうから、それはあんまり良くない。

海老澤:そういうところがやっぱり家入流と言うか、これまで例えば、今までだったら家入さんが都知事に出るっていうタイプじゃないじゃないですか。世間の常識からして。

家入:ないですね。

海老澤:例えばすごく立派な人とか、肩書がどうだとか、そういう人がこれまで都知事になって、偉い人なんだ、みたいなところがあったと思うんですよね。正直私も今回家入さんが出るって聞いてびっくりしたんですよね。

家入:うん。僕もびっくりしました。

海老澤:だけど、本当にこれまでの首長の概念で見たら駄目なんじゃないかなと思っていて、家入さんは確かにちょっと頼りないところもあるし、上からこれをやれ、あれをやれって指図はするタイプでもないけど、だけど、なんかこういうことやりたいんだけどって周りに振ることで、優秀な人がどんどん、どんどん集まってきて、それぞれの専門家がチームを作って、逆にすごくいい感じで都政が動くんじゃないかなって。家入さんは人と人の間、中心になって周りをつなぐ人、そういう役割、そういう首長っていうのも面白いんじゃないかなと思って、私は今回、それで、もう家入さん応援したいなって思いました。

家入:ありがとうございます。

海老澤:新しい形ですよね。

家入:やっぱり、とは言え、皆さんが政治家に求めるものとか、リーダーに求めるものってビジョンを語って「俺に付いてこい」っていうタイプを求めるじゃないですか。

海老澤:まあそれもありだと思うんですよね。

家入:もちろん、もちろん。

海老澤:それもありだし。

家入:だけど僕はあまりにもそうじゃないから、やれ頼りないとかよく言われますね。

海老澤:さっきの渋谷の街頭で初めてネット選挙をやったってカンダさんもおっしゃってましたけど、「家入が都知事になったら、もうほっとけないよ」って。「もうみんなで助けてやっちゃうよ」なんておっしゃってましたけど、でもそうやって、きっと家入さんていろんなところで、「お願いします」って頭も下げたり、かなり敷居を低くして、みんな言いたいことも言えちゃうし、逆にいいアイデアが集まってきて東京が面白くなるんじゃないかなって思いますね。

家入:僕も分かんないことは聞けばいいと思うんですよ。詳しい人に。みんな知ったかぶりするじゃないですか。分かんないことを。僕分かんないこと本当分かんないですもん。政治のことも分かんないし、だから分かんないことはみんなに聞くし、だから「政策の話早う」って言うけど、じゃあみんなが政策一緒に考えようよと。みんなで一緒に政策考えようよっていうのが今回の選挙だったので。

海老澤:そうですよね。あとやっぱり家入さんネットを使っていろんな人をつなぐっていうところにすごく共感したんですけども、どうしてもイメージ的に若い人に向けた活動っていうイメージが皆さんあると思うんですけど、実は私皆さんに言いたいのが、家入さんって決してインターネットで若い人だけじゃなくて、本当に高齢の、おじいちゃとかおばあちゃんにも本当にいっぱい教えたいんですよね。インターネットの素晴らしいところとか、使い方とか。

家入:そうですね。

海老澤:それでみんなを本当につなぎたいって。これからやっぱり東京って少子高齢化がものすごいスピードで進んでますし、高齢者の独りの方すごく増えてるので、そういう優しい取り組みというのがとても期待できるなと。それこそ政治家の方が高齢者施設、大きな箱をつくろうとか、例えば保育園も、保育園つくろうとかって言ってますけど、そういう大きなくくりじゃなくって、実はもっと小さなコミュニティーでつながらないと駄目なんですよね。というのは、私実は今子供4人いるんですけど。

家入:さっきなんか誰かググってびっくりしたみたいな。

海老澤:え? 書いてらっしゃいました? 子供4人なんですけど、実は一度離婚したことがあって、シングルマザーで働きながら保育園で子供を預けて働いていた時期があったんですね。で、保育園がもちろん、ないとかも困るんだけど、でも例えば保育園に預けてても結局送り迎えの時間だったり、ちょっとしたことで本当に大変なんですよね。そういうときに自分の子供が通っている地域の学校だったり、クラスの中で斜めのつながりがあると、すごく助かるんですよね。だから、家入さんがネットを使って、そういう身近なところでもっともっと人がつながれるような仕組みをつくってもらったら、シングルマザーとか、シングルファーザーとか、そういう人もすごく住みやすい社会になるんじゃないかと思うんですよ。

家入:そうですね。居場所をつくるっていうと結構抽象的だっていうことをよく言われるんですけど、結構いろんな問題が実はそこで解決できることもあるんじゃないかなと思っていて、独り暮らしのお年寄りの問題とか、独り暮らしのお年寄りとシングルマザー、ファーザーが一緒に生活圏を共にすれば、孤独なおじいちゃんは子供の面倒見ることで。

海老澤:元気になるし。

家入:元気になって。で、その間にお父さん、お母さん働けばいいし、待機児童の問題ですよね。それも解消されるんじゃないか、夢物語だってよく言われますけど、でもそれはそんなことないなと思ってて。

海老澤:今、実際に保育園と老人ホームを融合させた施設っていうのがたくさん、まあたくさんじゃないですね、まだ。出てきているので、そういった試みはこれからどんどん、逆に増えていくと思いますしね。

家入:実は田母神さんもそういうこと言ってたりはするんですよね。そう。だから、あとは震災のときとかもそういったつながりができていれば、あとインターネットのつながりができていれば安否確認とかそういったものもできるし、つながりで助け合ったりとかっていうのもできるじゃないですか。だから、そういう世代を超えたつながりっていうのが今、やっぱ欠けてしまってるから、そこをどうつくっていくかっていうのは、例えば東京都の都営住宅とか結構空きが出ているんですよね。そういったものを有効活用するとかは民間だけでできる話でもないし、行政だけでできることでもないから、じゃあ行政と民間っていうのを、そこの得意分野というか、お互いができることを一緒にやるっていうことが、僕はいいんじゃないかな。
 だから民と官っていうのがあって、ここをつくる。この部分をつくっていくっていうのがこれからの行政の形なんじゃないかなっていうのはすごく。

海老澤:いや、もう本当今のおっしゃった空き家もそうなんですけど、子供の数が減ってるじゃないですか。例えば私の息子が通ってる小学校も、今もう1クラスなんですよね。でも、周りにいっぱい小学校があって、それぞれ1クラスだったり2クラスだったりするんですよ。じゃあ、合併しちゃったほうが本当はすごく効率がいいんだけども、いろんなまた、そこにも既得権益とかいろんな問題があってなかなかできないんですけど、例えばそういった空き教室なんかもどんどん利用して保育園にするとかね。それも文科省とまたほら、違うじゃないですか。縦割りで。保育園の管轄と学校の管轄が違うのでそれができないとかっていうのもあるんですけども、そういうのどんどんなくして、東京都が率先してやってもらいたいなって。

家入:うん、うん、うん、うん。そうですね。うん。頑張ります。

海老澤:(笑)、あしたどうですか。家入さん。

家入:あした。どうなんですかね。うーん、取りあえずみんな僕に入れたほうがいいですけど。なぜかって言うと僕だけですよ。皆さんの声を代弁、代弁って言うか、おまえが代弁できるかっていうのが来そうだからあれだけど、コメント見てますからね。コメント見て、それちゃんと、いやもっとこうしたほうがいいじゃんとかっていう、建設的なコメント、批判ももちろんですけど、批判とかも全然良くて、批判とかも含めてがんがんくれたら、それを持ってまじでやるんで。それって、僕以外できなくないですか。ほかの落としを召した候補者に、じゃあ1票入れたからって僕たちの声を届けても無視されるだけじゃないですか。でも僕は少なくとも見ますよ。Twitterとかでリプライ送ってくれたりとか、「1票入れたよ」と。「おまえ、だからこれしろよ」とか、それを採用するかどうかは置いておいて、でもちゃんと見ますからね。僕。

海老澤:私家入さんがやっぱりそれできるのは、家入さんしかいないと思う。というのは例えばほかの候補者みんなの声を聞きたいと思ってる候補者はいると思うんですよ。でもいるんだけどできないんです。じゃあなんでできないかっていうと、政党の力が強いからなんです。というのは党議拘束というのもあるし、あと政党の政策が、幹部が決めるんですけどいろいろ陰でね。まったく透明性がないところで決めるんですけども、その政策に沿ったことを言わないと駄目だし、違うことを言えない。だから双方向で有権者の方から何かを聞かれたときに自分の考えを言えないんですよね。
 もし自分の考えを言っちゃって、党の方針とは違う。あと、例えば幹部の悪口なんか言おうもんなら、完全に干されますからね。「干される」はイコール公認もらえないんです。みんなそれが怖くって、政治家って言えないんですよ。

家入:こわ。

海老澤:怖いですよ。だから、私はそういう意味でも本当に有権者の声をもう素直に聞いて、素直に返答ができるのは、やっぱりなんのしがらみもない家入さんだからこそできると思うので。

家入:超しがらみないですからね。

海老澤:全然ないですよね。

家入:だって政治家の知り合いとかいないし、無所属だし。何度も言ってるように支持してくれる基盤っていうか、なんて言うんですか。なんとか団体とかそういうのがまったくない。

海老澤:そうそうそう。労働組合とかね。なんとか組合とかいっぱいありますからね。

家入:なんとか組合とかいろいろあったら、そこの人たちの意に反することはできないわけでしょ。ないもん、まったく。

海老澤:そうですよ。そうですよ。だってそれはそこで票をがばっともらうわけだから、それは人としてなかなかできないですよね。やっぱりどうしてもその人たちにいいような政策を考えてしまうじゃないですか。だから本当に国全体のため。例えば東京だったら東京のことを考えて政策って考えないといけないのに、自分が票が欲しいからとか、次の選挙で当選したいからとか、そんな理由で政策作ったりしてるので、それはどんどん政治離れていきますよ。若い人から。
 だからやっぱり家入さんみたいな人が、これからもどんどん出てくるべきだと思うし。

家入:そうですね。僕なんかよりいいやついっぱい出てくるんじゃないですかね。うん。今回は僕ですけど。だって。

海老澤:本当良かった。家入さんが出て。

家入:僕だけですよ。

海老澤:うん。本当良かった。私もう卒倒しましたもん。候補者ばーって見て。「ええ?」っと思ってね。でも逆に若い人が育ってないと言うか、自分たちも含めて、ちょっと自分たちも情けないと思いましたけどね。

家入:はい。いやいやいやいやいやいや。

海老澤:だから本当家入さん35歳の若さで出てくれて本当にうれしいですよね。

家入:僕自身、僕がもし出てなかったらと言うか、今回都知事選、例えば僕以外の30代の人が出てなかったら、正直興味持たなかったと思うんですよね。今回の都知事選。結局、まあ今言ってる人たちも多いですけど、いや、なんかいろいろ考えたけど猪瀬さんで良かったんじゃねっていうような。

海老澤:私も猪瀬さんはすごく評価してます。

家入:はい。

海老澤:はい。

家入:最後ああいうふうなことあっちゃったけど、やってこられたことは結構ね。

海老澤:「副知事に」って書いてますよ。

家入:あ、そう。僕公約に入れてますもん。猪瀬さんを1年間無料で。

海老澤:そうですよね。もともとなんかおっしゃってましたもんね。

家入:はい。はい。うん。それはもう公約に入れてます。だから、そう猪瀬さんとか、いろんな副知事に助けてもらう形でやることはできるんじゃないかなっていう気が。

海老澤:そうですよね。猪瀬さんもちょっと5,000万の問題とかありましたけども、確かに駄目なのは駄目なんだけども、でも政治家って多かれ少なかれ、本当に、ちょっとあんまり大きな声で言えないですけど。

家入:はい。大きな声で、思いっきり大きな声出してますけどね、これ。700人とか今見てるんで。

海老澤:3億もらってるって書いてますけど。もうやっぱり、すごいみたいですよ。もう。例えば国会議員とかになっちゃうと、いやまあ、もうこの権力は手放したくないっていう。

家入:はい。分かりました。

海老澤:はい。行きましょうか、もう。私もじゃあ、あした楽しみに。

家入:というわけで、はい。せっかく出ていただいたのに、すいません、ばたばたと。

海老澤:はい。はい。

家入:はい。あした楽しみです。

海老澤:はい。あした。じゃあ握手で。

家入:あ、ういっす、ういっす。ありがとうございます。ありがとうございます。ういっす、ういっす。ありがとうございました。海老澤由紀さんでした。

海老澤:ありがとうございました。

家入:ありがとうございました。今度ニコ生かなんか出られるんですよね。

海老澤:はい?

家入:今度ニコ生出られる。

海老澤:あ、そうだ。すいません。あさって8時からアゴラの言論アリーナでニコ生も放送されるのかな。都知事選を振り返る、裏方?

家入:裏方。

海老澤:裏方が都知事選を振り返るっていう番組を。

家入:座談会的な。

海老澤:はい。やりますので、皆さんまた見てください。

家入:はい。

海老澤:よろしくお願いします。

家入:ありがとうございました。

海老澤:ありがとうございます。

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