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政治に関わる普遍的な想い 政界one eighty (180°)2014年5月8日号(第18号)

※このページは、発行済メールマガジンの一部改変要約記事となります。

2014年5月8日号の内容です。

 1 今夜のアゴラ言論アリーナはカジノについて

 2 政治に関わる普遍的な想い

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1 今夜のニコ生アゴラ言論アリーナはカジノについて
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今夜のアゴラ言論アリーナは「ニコ生」ですが録画です。いつもは、皆さんの
コメントを拝見したり、アンケートをとったりしながら進めるのですが、残念
ながらコメントが拾えません。やっぱり生がいいですね。

今回は「いま、なぜ、カジノなのか?」をテーマにカジノ専門研究者の木曽崇
さんをお迎えしました。

(中略)

1時間の放送を見れば、今の日本を取り巻くカジノ事情がわかる構成になって
います。今後もカジノについてはシリーズ化の予定で、国内外の新しい動きと
ともに、進展具合などを追いかけ、いち早く放送していきたいと思っています。
政治家の皆さんにもぜひご覧頂きたい内容です。

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2 政治に関わる普遍的な想い
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先日、バラエティ番組に自民党の石破幹事長が出演していました。
そこで、なぜ政治家を目指したのかという問いに対し、「小学生の時に戦争の
ない国を作りたいと思ったから。」と答えていました。

これって、人によっては陳腐な話だと受け取るかもしれないのですが、わたし
は、かなりはっとさせられる話であり、共感しました。政治に関わるうえで、
一番大切な「普遍的なテーマ」に当たるものだと思ったからです。

わたしが政治に関わることになった思いというのは、4人の子どもの親となり、
子どもの将来の職業や生活に思いをめぐらせることから、「子どもの未来を、
ぜひ明るいものにしたい」と考えたことです。
決して、道州制とか都構想とか、ベーシックインカム、脱原発などを実現する
ためではありません。
これらは、子どもの未来を明るいものにするために必要なら実現を目指すもの
です。ゴールでは無いのです。
もし、中途でゴールにむかっていないと感じたり、実現が難しいと感じたら撤
回して、他の方法を模索しても構わないとさえ考える事もできます。
わたしにとって、普遍的なテーマであり、絶対に変わらないものは、「子ども
の未来」です。

普遍の反対語は「特殊」なのですが、最近の維新の会は、「特殊」に対する議
論が多すぎて、普遍的なテーマを見失っている気がします。
具体的に書くと、例えば、都構想についてですが、全国的な支持を得るために
必要だったのは、「国を変えるために大阪から始める都構想」です。これなら
ば全国の人から見て普遍なのですが、「大阪都構想を実現するために国会へ出
て行く」となると、大阪以外の人にとっては特殊な話になるのです。
この違いを感じて、言動を行っていたでしょうか。

これを誤ると、全国の有権者に「地方政党」と感じさせてしまい、維新の会の
ありかたを、全国的に普遍的な目的ではなく、特殊な目的のために政治に
関わっていると勘違いさせてしまいます。
「大阪のための政党」であると感じさせてしまうのです。
全国区になるためには、全国に普遍でなくてはならない。

維新に参加した方々は、それぞれ思うものが有ったのでしょうが、わたしは、
子どもたちの未来が不安に思えたので、国の政治のあり方を変えないといけな
いと思ったからで、決してそのプロセスである理念や議員になるということを
ゴールと考えていたわけではありません。
橋下代表の取り組みを、国の政治を変えることにつながる、より良い未来につ
ながるから応援し、参加しようと思ったのです。

普遍的なテーマというのは、得てしてありきたりです。
だからこそ変化の余地もなく、他人から見ても、あえて度々口にするようなも
のでもなく、そりゃ当然のことだよねと感じられるものなのではないでしょう
か。

全国の有権者も、意識してるしていないに関わらず、自分の普遍的な思いをか
なえてくれるかどうか、その政党がイメージさせる未来が自分の中のものと一
緒なのかどうかで、支持を判断しているのではないかと思います。
具体的な政策や理念も大事なのですが、それの先に普遍的なテーマ、目的、ゴ
ールを感じさせることができないと、ただの難しい話になってしまい、有権者
の共感を得ることは難しいのではないかと思うのです。

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あとがき
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つい難しい話にしてしまったのですが、付け加えると、今日の価値観は明日は
変わっているかもしれないということです。
震災の時を思い出せば、このことはほとんどの方が共感していただけることと
思います。

だからこそ、物事を考える、決める上で、普遍が重要なのだとわたしは感じて
います。

今日この原稿は、七里ヶ浜にある珊瑚礁というカレー屋さんの前で書いていま
す。珊瑚礁は海岸沿いにもあるのですが、鎌倉高校前から山の方に入った住宅
地の中に本店があります。わたしはこちらがお気に入りです。
ここには、車道ほども幅がある遊歩道があって、ベンチがたくさん設置されて
います。今日のような天気の良い日にはとても気持ちが良い場所です。
通りの向こうには急な坂があり、その向こうには海が見えます。珊瑚礁の店の
前には、バリ風?タヒチ風?の木彫のトーテムポールがあり、ヤシが植えてあ
ります。平日の今日は、通る人はほとんど老年層のご夫婦ですが、足元はデッ
キシューズ。昔はサーファーだったのかなと思わせる小洒落たアイビー風の服
装です。湘南をまっすぐ感じさせるこの雰囲気。

こんなところでノートパソコンを開いていても、通る人はとても少なく、関心
を持つ人もいません。ここはゆったりとした時間が流れています。

 

Sangosyo

 

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