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いじめ自殺をなくすには

竹中平蔵氏の経済政策についての講義でした。

講義後、「政府のやらなければならない事とやってはいけない事」をテーマに議論するなかで、学校教育といじめの話になりました。

以下、私の意見として発表させて頂いた内容です。

大津のいじめ自殺がありましたが、私は「逃げ場」を作ることが大事だと思います。いじめを完全に無くすことはできなくても、自殺するしか選択肢がないほど追いつめられる子どもは減らせます。

私も中学生の時いじめられたことがあります。 きっかけは、いじめられていた友達を手助けした事でした。 当時、自分がいじめられていると口にした事はありませんし、親に心配させたくなかったので、学校も休まず行きました。 でも、毎日同じ教室、同じクラスメイトの中で授業を受け、その閉鎖的な中でお弁当を食べなければならない事が苦痛でした。相当つらかったことを思い出します。 良かった事は、私が助けたその友達と、今でも親友だということです。

閉鎖的な「学級」という場所が、いじめの温床になっているなら、学級制度をなくす方法もあると思います。

いじめに遭って転校すると、弱いから逃げ出した、転校先でもいじめられるに違いないと言われます。それなら、いじめた人間を転校させる仕組みを作る。 また、単位制にすること。自由に転校をしやすくなると思います。 今はインターネットで勉強できるのだから、自宅学習システムを導入し、学習場所を学校だけに限定せず、子供と保護者が選択できる仕組みを作ることも考えられます。

それからもう一点は、時と場合によって、警察の介入も必要だということです。 単に「いじめ」ということばで流されがちですが、近頃は犯罪レベルのいじめも存在します。学校だけの対処には限界がきている可能性があります。 学校も警察も保護者も意識を変え、新しい体制を模索すべきです。

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